三流大学卒でもとりあえずTOEIC Listening & Reading Test で600点を取る勉強法 その2

こんにちは、小吉です。

前回の記事(三流大学卒でもとりあえずTOEIC Listening & Reading Test で600点を取る勉強法 その1)に引き続き、今回は具体的な勉強法を共有したいと思います。

おすすめ勉強法

細かい話は後にするとして、私がTOEICで600点を取得するにあたり実践してみて、結果的に一番効率的だと思う勉強法をお伝えします。

  1. 発音の基礎を学ぶ
  2. 単語を覚える(TOEIC特化)
  3. 文法問題のコツを知る(TOEIC特化)
  4. 耳を慣れさせる(TOEIC特化)
  5. 公式問題集に挑戦する(TOEIC特化)

という流れで学習するのが、TOEICでまずは600点のクリアを目標とする方にとってはベストかと私は考えます。
ちなみに、2~5について(TOEIC特化)と記載しているのは、必ずTOEIC対策用の参考書のみ使用するという事を表しています。

では、その理由を一つずつ説明してゆきます。

発音の基礎を学ぶ

意外と思われる方もいるかもしれませんが、英語学習において、早めに発音の基礎を抑えておくことは、とても重要です。

その重要性を全てお伝えするには、話しも長くなりますし、私も全てを語りきれませんが、最初に発音の基礎を学ぶことで大きく以下2つのメリットがあります。

  1. リスニングの音声が聞き取りやすくなる
  2. 単語が覚えやすくなる

1点目の「リスニングの音声が聞き取りやすくなる」について知っておいて頂きたいのが、自分自身が発音できない音は聞き取りづらいということです。これは英語の初学者には直感的にわかりづらいかもしれません。たとえば、日本語で母音は「あ、い、う、え、お」の5個ですが、英語では26個も存在します。スピーキングのテストではありませんの、26個全て使いこなせる必要はありませんが、この26個を知らずに英語をリスニングしようとする無謀さは何となくご理解頂けるかと思います。

2点目の「単語が覚えやすくなる」について、発音の基礎を学ぶための参考書で切っても切り離せないのが発音記号です。参考書などを一通り読み終えると自然と発音記号が多少身につきます。この発音記号、単語を暗記するときにとても役に立ちます。人が何かを暗記するとき、刺激を増やしてあげると覚えやすいと聞いたことはないでしょうか。発音記号を身に付けておくと、単語帳に記載されている発音記号がわかるので、その単語の読み方がわかります。その単語を覚えるときに発音をしてみることで、目と耳の2つの刺激を得られることになります。

おすすめ参考書

ナツメ社 DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本 鷲見由理著

単語を覚える(TOEIC特化)

残念ながら中学・高校で学んだ英単語数では、TOEIC600点を取得するためには絶対的に足りません。単語の暗記が苦手で英語学習を挫折してしまった方も多いのではないでしょうか。しかし、ご安心ください。

TOEIC600点を取るにあたり暗記しなければならない単語帳は一冊で結構です

おすすめ参考書

こちらの、参考書にはTOEIC600点取るには十分な単語が網羅されており、純粋な単語帳というのはこれ一冊で十分です。もちろん、この後の学習で初めて出てくる単語もありますが、それはそのとき覚えるようにすれば良いです。

文法問題のコツを知る(TOEIC特化)

TOEICを受けたことがある方ならわかると思いますが、600点を目指す段階にいるレベルでは、まず最後まで問題を解くことができません

後半のリーディングセクションでは、時間との勝負です。

もちろん英語の読解スピードを上げて挑むことが理想的ではありますが、リーディングセクションのPart 5&6については、知らない単語が含まれているような場合でも文法的にコツを掴めると正解にたどり着ける問題が多々あります。

そのようなコツを解説するような参考書はいくつもありますので、一冊は手に入れて頂きたいです。

おすすめ参考書

耳を慣れさせる(TOEIC特化)

リスニングパートでは、男性と女性の音声が流れます。
これは特に問題にならないと思います。

問題になるのは、英語は英語でも、米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランド含む)の発音が使われるということです。

日本人にはイギリス英語が聞き取りずらい、などと言われるように、聞き取りやすさに多かれ少なかれ差があります。これに慣れておくためにも、下記の参考書を使うことをおすすめします。下記の参考書はTOEICを実施しているIIBCが発行しているもので、本番のTOEICのナレーターの片の声で練習問題が収録されているため、発音の違いに慣れておくためには最適でしょう。

おすすめ参考書

TOEIC テスト 公式プラクティス リスニング編 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

公式問題集に挑戦する(TOEIC特化)

ここで最も大切なのは、タイムマネジメントを身に付けることです。

まずは、時間を計って1回分の試験を実施してみてください。

  • 例題の時間が退屈だった
  • リスニングセクションで、選択肢を読んでいるうちに次のナレーションが始まってしまった
  • Part7にそもそもたどり着かなかった

など、実際に時間を計って試してみないとわからない事が沢山出てくるかと思います。問題の先読みや選択肢の先読みなど、様々なテクニックがネット上に転がっていますので、自分にあった方法を見つけて、自分なりのタイムマネジメントを身に付けてみてください。

おすすめ参考書

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

この記事の最後に

一通り、TOEIC600点を取るためのおすすめ勉強法をご紹介しました。
この勉強法は、 実際に私が405点から615点に伸ばすことができました 。
前回の記事(三流大学卒でもとりあえずTOEIC Listening & Reading Test で600点を取る勉強法 その1) でも書いたように、期限や義務感に囚われず、英語が上達した自分をイメージしながら、自分のペースで楽しんで学習を続けて頂きたいです。そうすればTOEIC600点はどんな方でも達成できると思います。