会社を辞めてフリーランスのSEになって良かったと思える4つのこと

会社を辞めてフリーランスのSEになって良かったと思える4つのこと

こんにちは小吉です。
私は新卒で就職した会社に9年在籍し、退社してから1年半が経ちました。
私の場合、会社を辞める決断をするまでには1年ほど悩みました。
それは、良い会社でしたし、会社員でいることのメリットも感じていたからに他なりません。しかし、自分の生き方に後悔したくない気持ちから、退社の決断をしました。

今回は、会社を辞めてフリーランスという働き方を始めて、良かったと思えることを共有したいと思います。
今いる会社を辞めようかと考えている方への参考になればと思います。

その1:時間の使い方が自由になった

フリーランスSEとして働く場合、お客様と業務委託契約を結んで働くことが多いかと思います。厳密には請負契約か準委任契約に分別されますが、いずれにしろ、業務委託契約では、労働時間の管理は受注側(SE側)が行います。

つまり、わかり易くいうと、何時に始業しようが、何時に帰宅しようが、発注側(お客様側)は口出しできません。
※契約している業務をこなしている前提です。契約継続の決定権はお客様側にもあるので、度が過ぎるやり方はしない方が身のためです。

趣味があったり、家庭を持っていたり、親の介護が必要であったりと、日によって早く帰りたい場合や、遅めの始業にしたいことがある場合、自分で自由にスケジューリングすることが出来ます。

もちろん、会社員の場合でも、時間に自由が利く職場は沢山あると思いますが、社内規則で業務時間が決められているため、上司や同僚の目が気になったり、評価面で影響が無いとは言い切れません。

その点、フリーランスSEの場合、最低でも求められている仕事をできていれば、だれも文句を言えません。

その2:未経験の技術スキルを身に付けることができる

会社員の場合、担当しているシステムに関連する技術を身に付けることができますが、逆に言えば、他の技術を身に付ける機会が減ります。自主的に新しい技術を学ぼうにも、働き方改革が叫ばれる昨今では、時間外勤務が厳しく、担当業務に余裕がある訳ではないため、なかなか新しい技術を学ぶ時間が取りづらいと思います。

プライベートな時間を削ってまで、学ぶモチベーションを持てる人なら話は別ですが、将来仕事で使うかもわからない技術を学ぶのは中々ハードルが高いことです。

それに比べて、フリーランスSEは、まず新しい現場に行けば、業務遂行のために嫌でも現場で使われている技術を身に付ける必要があります。また、自分の技術の幅を広げて置けば、エントリーできる案件の数も増えますので、プライベートな時間を使ってでも、自主的に技術スキルを身に付けるモチベーションは保つことができます。

将来、どのような技術領域の仕事がしたいかを見据えて、自主的に技術を身に付けていけば、自分の思い通りのキャリアを歩むことが出来ます。

その3:副業が自由

昨今、従業員の副業を許容する企業が増えてきていますが、まだまだ社内規則で禁止している企業の方が多いと思います。許容している企業の中でも、情報漏洩などの考慮して、許可制を取っている企業もあります。

ではフリーランスSEはどうでしょう。もちろんお客様の情報漏洩は絶対にしてはなりませんし、契約で決めた内容に影響が出るような事はしてはいけませんが、基本的に就業時間外にどんな副業をしても問題ありません。もちろん違法な仕事は論外です。

今では、フリーランス向けの仕事紹介サイトも充実しており、自宅にいながら手軽に副業できるので、フリーランスであれば思う存分副業ができますね。

ちなみに私はランサーズに登録しています。

クラウドソーシング「ランサーズ」

その4:苦手な上司や同僚との決別

これは、会社員時代、幸いにも人間関係に恵まれていた私自身には当てはまりませんが、仕事は人とするものなので、苦手な人や合わない人がいる方が普通です。

私個人の意見では、仕事は「何をするか」よりも「誰とするか」が最も大切だと思っています。

そのため、私が共に働くエンジニアを募集する際には、スキルよりも人柄などの人間性を重要視します。

ちなみに、現在(2019年7月)一緒に働くエンジニアを募集していますので、フリーランスのエンジニアの方は、エンジニア募集ページをご一読頂けますと幸いでうす。

会社員では、担当部署や上司を自由に選ぶことはできませんので、精神衛生上辛い状況にあることもしばしばかと思います。職場の人間関係から、病気になっては元も子もありません。

フリーランスの場合、苦手な人が周りにいたとしても、義理の付き合いなどは必要がありませんし、我慢できないなら、契約をお断りすることもできます。(お客様へご迷惑がかかるような急な契約解除はオススメしません。)

これにより、本来の業務に専念でき、自分の最高のパフォーマンスを発揮することができると考えています。

最後に

いかがでしたでしょうか。実際に会社員からフリーランスになった私の経験を元に、フリーランスになって良かったと思っているリアルな内容を共有しました。

これからフリーランスになろうと思っている方や、今の会社を辞めようと思っている方の参考になれば幸いです。

もちろん、逆に会社員としての恩恵を受けられなくなったデメリットもありますが、その辺はまた別の記事で共有したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。