GitHubでpushしたときにSlackに通知されるようにした手順(2019年)

GitHubでpushしたときにSlackに通知されるようにした手順(2019年)

個人的に、GitHubにpushしたときにSlackに通知が来るように連携する設定を試してみたので、手順を備忘録がてら共有します。

スクラム開発等のアジャイル開発に取り組んでいる方や、DevOps導入を検討されている方にとって参考になれば幸いです。

前提

  • Slackのアカウントを持っておりプライマリーオーナーであること
  • GitHubのアカウントを持っており一つ以上のリポジトリがあること

SlackのワークスペースにGitHubアプリをインストール

Webブラウザで以下にアクセスしてAppディレクトリを開きます。
https://{ワークスペースURL}/apps

例えば、ワークスペースURLがexample.slack.comだったら、https://example.slack.com/appsです。

Appディレクトリの検索欄で”GitHub”と入力して検索して、GitHubアプリの画面を開きます。そして、インストールをクリックします。

以下の権限のリクエストの画面が開いたら”続行する”をクリックします。

以下の権限のリクエストの画面が開いたら”インストール”をクリックします。

インストールが完了すると、ワークスペースのAppにGitHubが追加され、それを選択すると、以下メッセージが出力されます。

購読設定

ブラウザの別タブでGitHubにログインしておきます。

Slackを開き、GitHubからの通知を受け取りたいチャンネルに移動して、以下のコマンドを実行します。

/github subscribe {owner}/{repository}

例えば、GitHubのownerがtaroで、repositoryがsample-repoだったら、以下となります。

/github subscribe taro/sample-repo

実は、ここハマったポイントでした。少し前のバージョンだと、/github siginとかのコマンドを使う必要があったり、対話型の設定画面で通知先チャネルを設定していたりしたようです。2019年4月18日現在は、通知先チャネルで/github subscribeを実行するのが一般的なようです。

すると、以下のように、Connect GitHub accountというリンクが表示されるので、クリックします。

以下の画面が表示されるので、Connect GitHub accountをクリックします。

事前にGitHubでログインしていれば、以下の画面が表示されるので、Authorize Slack by GitHubをクリックします。

Slackに戻ると、以下のようにGitHubへ接続成功した旨と、購読が開始した旨のメッセージが表示されています。

通知確認

GitHubに何かpushしてみると、無事に以下の通知がSlackで表示されました。