IntelliJでwildflyを使ったHello Wolrdを素早く簡単に実施する手順
こんにちは、小吉です。
現場でwildflyを触る機会があり、個人的にIntelliJでwildflyを使ったJavaEEのWebアプリケーションをさくっと動かしてみたので、その手順を共有します。
業務でのjava開発経験が無いので出来るだけ簡単な手順で実施しました。
私の環境では、IntelliJを起動すると、なぜか8080ポートが使用中となってwildflyが起動できなかったので、ポートを8181に変更して実施しています。
前提
- Windows10
- IntelliJ Ultimateをインストール済みであること(Free trial期間でも可)
wildflyのインストール
wildflyのダウンロードサイトから、以下をダウンロード
Version: 16.0.0.Final
Description: JAVA EE Full & Web Distribution
Format: ZIP
C:\直下に配置して展開する。
C:\直下にwildfly-16.0.0.Finalというフォルダが出来るように。
Hallo Worldプロジェクトの作成
IntelliJを起動して、Create New Projectを選択
Java Enterpriseを選択して、Application Serverの右端にあるNewからJBoss Severを選択する。表示された画面でJBoss HomeにC:\wildfly-16.0.0.Finalを設定して、OKを押す。
Application Serverの欄にJBoss 16.0.0.Finalと表示されていることを確認して、Nextを押す。
Create project from templateにチェックを入れ、JavaEE Web Moduleを選択した状態でNextを押す。
Project nameを適当に設定してFinishを押す。
確認画面でFinishを押す。
webフォルダ配下にあるindex.jspを以下のように書き換えて保存する。
<%-- Created by IntelliJ IDEA. --%>
<%@ page contentType="text/html;charset=UTF-8" language="java" %>
<html>
<head>
<title>HW</title>
</head>
<body>
Hello, World!
</body>
</html>
wildflyの使用ポートを変更
C:\wildfly-16.0.0.Final\standalone\configuration\standalone.xmlをテキストエディタ等で開き、8080ポートで開くところを8181に変更して保存する。
<!--<socket-binding name="http" port="${jboss.http.port:8080}"/>--> <socket-binding name="http" port="${jboss.http.port:8181}"/>
起動時の表示URLを変更
IntelliJの右上のRun/Debug configurationから、Edit Configurationsを選択する。
Open browserのURLを以下の内容に書き換えて閉じる。
http://localhost:8181/web_war_exploded/
実行
RunメニューからRunを実行すると、ブラウザが立ち上がり、作成したindex.jspの内容が表示される。
以上でHallo Worldの完了です。
参考書籍
-
前の記事
GitHubでpushしたときにSlackに通知されるようにした手順(2019年) 2019.04.18
-
次の記事
JavaEEでlog4jを使って出力したログをwildflyのserver.logに出力する手順 2019.05.27
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。